鯖サンドmini #6 「心を揺さぶるモノを作りたい建築学部生」の場合

早くも第6弾の公開となりました!

読んでくださっている皆さん、ありがとうございます!

さて、今回は筆者である私、安藤理布の高校時代の友人であるkarinさん
インタビューを受けて下さいました!
私事ですが、鯖サンドの輪郭の照らし方をきっかけに、オンライン上ではありますが再会できたことがとても嬉しいです!

それでは、スタート!!

大学での学びについて

Q1. 学部、学科名を教えてください。

 建築学部、建築デザイン学科です。
 建築学部を設けている大学は少なくて、大人数で講義を受けることのできる私の大学では、建築という同じ分野に関心のある友人ができるのでとても良い環境だなあと思っています。

建築学生が持ち歩く、通称「バズーカ」

Q2.主にどんなことを勉強していますか?

まちづくりというようなスケールの大きい分野から、家具の仕組み、また構造力学や、設計、模型づくりなどの専門科目と、数学や英語などの教養科目があります。建築に関することを幅広く学んでいますが、どれも建築士の国家資格取得のために必要な知識なんですよね。

平行定規がついた製図台

ー構造力学は物理のようなものですか?

そうですね。でも、高校の時に学んだような量子力学ではなく、建築を学ぶ上での基礎となる部分を学ぶイメージです。
模型づくりに関しては、自分のアイデアで作らなくてはならなかったので、すごく難しかったです。

Q3.選択科目はありますか?

あります!
1年生の時は、第二外国語としてドイツ語を履修していました。
ドイツにすごく興味があって、今年も履修する予定です。この前の春休みにはドイツへ旅行するはずだったのですが、コロナの影響でいけなくなってしましました。(泣)

ードイツにそこまで惹かれている理由は何かありますか?

 やっぱり気になりますよね(笑)
 ある時、いろいろな国を調べていて、ドイツを見つけました。
 親日国で、性格も日本人に近い人が多いそうなんです。田舎、長閑な街並みも綺麗です。旅行として一度は行ってみたい、というよりも、何度も訪れたい、そんな雰囲気に惹かれました。
 クリスマスマーケットもすごく素敵なんです。理布さん絶対好きですよ〜

Q4.そもそも、その学部に進んだ理由はなんですか?

 小学校の頃から建築は意識していました。もともと、シルバニアファミリーで家具を並べるのが好きだったんです。それが建築に興味を持ったきっかけです。

 ー小学校からずっと建築と言う道を貫いてきたのはすごいです。何かモチベーションとなるような思いはありますか。

 憧れですかね。人が落ち着く空間を作りたい、という気持ちがありました。大学に入り建築関連の仕事を知って、現実を知りました。たくさんの選択肢があって、絶賛悩み中です。(笑)

Q5.憧れていた建築学部、入ってよかったですか?

よかったです。学びたいと思っていたことを現在学べているからです。西洋建築、日本建築、インテリア、また、ドイツ語もその中のひとつです。
 町全体をデザインしたり、観光、人の動きなどまちづくりにも大学を入ってから興味を持ちました。新しいことをたくさん知ることが出来、本当によかったと思っています。

Q6.今までで1番印象に残っている授業は何ですか?

 いくつかありますが、特に設計の授業です。苦い経験、という意味ですごく印象的です。たくさんの思いを作品に盛り込みすぎて、教授に満足してもらえませんでした。
 二年生は成長する!が目標です!!

Q7.もし他の学部に入り直せるとしたら何を学びたいですか?  

 国際関係について学んでみたいです。アルバイト先に外国の方が多く、たくさん話を聞いているうちに外国のことをもっと知りたい、いろんな人と話したいと思うようになりました。あとは、心理学です。心理と建築って関係があると思っていて、人の心に影響を与えるような建築物を将来作りたいなと思っています。

ー海外に興味があるのですね、在学中の留学計画はありますか?

 行きたいですね。物事を深く考えてしまうので、海外の方の楽観的な考え方を習得したいです。イメージですが。(笑)

日常について

Q8. 課外活動について教えてください。

 平日は、通学時間が長く、サークルにも所属していたので結構ハードでした。
今は、サークルをやめてしまったのですが、建築コレクション、というイベントを運営する団体に所属しています。
建築の人あるある?なのかもしれませんが、妥協を許さない先輩方が多い印象で
小さなところまで突き詰めて調整していく様子から仕事に対する熱意・姿勢を感じました。模型とかたくさんあるのでよかったら来てください。

所属する団体のパンフレット

 ーぜひ行きたいです!告知待ってます!!

将来について

Q9.将来どんな仕事に就きたいですか?

今は選択肢がたくさんあります。
 ・家具のデザイナー
 ・建築士
 ・広告のデザイン
 ・国内外で活躍できる建築の仕事

 インテリアコーディネーターになりたくて大学に入りましたが、講義を受けたり、大学以外での活動を通して、様々な可能性が出てきました。
その中でも、興味のある国際関係心理学を建築に生かしたいという気持ちがあります。これから様々な人と出会って、話して、たくさんの人を巻き込んだ仕事がしたいです。

Q10. 最後に、お気に入りの建築物について教えてください。

 エセルの中庭、というカフェの雰囲気が素敵だなあと思います。まだ行けていないので、コロナが終息したら行きたいです。
もう一つは、大学の講義で魅了された、アルネ・ヤコブセンという建築家、デザイナーが手掛けた、デンマーク国立銀行です。時計のデザインも有名なのですが、すごくモダンでお洒落なんですよね。

karinさん。ありがとうございました!
なりたい姿に向かって、真っ直ぐに努力している人ってすごくキラキラしてますよね。今回お話を聞いていて、ひとつ一つのことに丁寧に取り組んでいく、そんなkarinさんの熱量を感じました。
いつか、カフェをオープンできたら、karinさんにプロデュースしてもらいたいなあ。そんな妄想をしました。(笑)