お母さんになった建築士の場合|第14回放送後記〜望月編〜

こんにちは!「鯖サンドの輪郭の照らし方」事務局の望月です。

第14回の放送はPilot版1回目で登壇してくださった大橋千賀耶さんをゲストに迎え、新春2時間スペシャルをお送りしました!今回は少し長めの放送後記です。
Pilot#1の開催レポートはこちらからお読みいただけます

今回の放送のタイトルは「お母さんになった建築士の場合」とさせていただきました。これは鯖サンドのイベントの副題として使われる「〇〇の場合」に沿っています。ちなみにPilot#1の副題は「好きに導かれてどこまでも行っちゃう女性建築士の場合」でした。もともと副題に対しては”隣に座っている人も有名な人も違う人生を歩んできていて、それを知った上でどう自分のキャリアを考えるか”という思いを参加者の方に感じてほしいということから「〇〇の場合」としていました。イメージは本の辞典を引いていくイメージですね。

今回の放送でもこの副題を使わせてもらったのは、これまで3ヶ月間の放送の中で「鯖サンドの輪郭の照らし方」の本来の活動であるイベントのことをしっかり伝えられていなかったのでは…というところからきています。1時間の放送ではどうしてもイベントの様子をそのままお伝えすることは難しいのですが、2時間という時間をいただけたことで実現したことであり、放送が始まる10月より前からやりたいこととして事務局内でも話題になっていたことでした。大橋さんやFMクマガヤ局の方には本当に感謝しています。ありがとうございます!

さてここで今回の放送内容を簡単に、敢えて書き出してみます。

放送内容
  1. 鯖サンドのイベントの作り方
  2. ゲストの大橋さんはどんな人?
  3. Pilot#1はどんな話が展開されたかを振り返る
  4. イベント後からの大橋さんの”変化”
  5. メンバーが今感じること
  6. 「鯖サンドの輪郭の照らし方」の”イベント”

出演メンバーは、全体を通してりぶちゃん、そして前半はももちゃん、後半はさんちゃんでした。
(裏方、と言われていましたが、私も局にはいましたよ!)

簡単に内容を振り返っていきます。

  1. 鯖サンドのイベントの作り方
    「鯖サンドの輪郭の照らし方」はイベントからスタートしており、今もイベントを軸に据えて開催できないか模索しています。イベントを作る上で、ゲストの方に事前インタビューをしていたり、話の内容の軸を決めたり、話を咀嚼してどのように開催レポートを書いていくかを考えたり、たくさんの時間をかけています。
  2. ゲストの大橋さんはどんな人?
    大橋さんは建築士やデザイナーとしてだけではなく、コーヒーを淹れられていたり、まちづくりの活動をされていたりします。大橋さんの行動の軸が「好きに導かれて」いることの理由など、裏側をお話しいただきました。
  3. Pilot#1はどんな話が展開されたかを振り返る
    「大学進学の服飾と建築」の分かれ道の話、「好きじゃないと続かない」の裏側の思い、イベント当日を迎える前の大橋さんの思いなどについてのお話を振り返らせてもらいました。
  4. イベント後からの大橋さんの”変化”
    本庄への引っ越しや結婚、出産などを経験されて大橋さんが感じること、本庄に引っ越されて商店街の中で暮らす生活についてをお話してもらいました。さらにイベント後に鯖サンドのメンバーが大橋さんから受けた影響についても話しています。
  5. メンバーが今感じること
    鯖サンドのメンバーは就活を考えることが多くなり、その中で自分たちの軸となる部分を考えているようでした。大橋さんの軸とも照らし合わせながら、考え直す時間にもなっていたと思います。
  6. 「鯖サンドの輪郭の照らし方」の”イベント”
    大学生の視点から、いろいろな身近な方のキャリアを切り込んでいること、鯖サンドのイベントの大事にしている部分などを話しました。

このような形で進んでいった放送の中で、特に印象に残っている部分だけ書きたいと思います。

「自分がやりたいことは自分でやらないと、他の人に言葉だけでは伝わらないので」

Pilot#1は既に出ているように「好きに導かれて」ということが大きなテーマでした。今回の放送でも大橋さんは「好き・楽しい方を選んでいる、修正してそちらへ向かうようにしている」という話がありました。ただ好きなことや楽しいと感じることをやろうと思っても、自分だけではできないことはたくさんあると思います。それをどうやって周りの人に伝えたり、巻き込んだりしていけばいいのだろうと自分は悩んでいたのですが、それに対する1つの答えであるように感じました。自分は特に言葉で伝えることが苦手なこともあり、放送の中でも大きく印象に残っています。

また放送中にメンバーも話していましたが、大橋さんの”軸”の部分が変わっていないことは改めてすごいと感じていました。Pilot#1が開催されたのは2019年6月でしたので、それから新型コロナウイルスの感染症拡大や、大橋さん個人でもご結婚・ご出産など様々なことがあった中でも、価値観がぶれずに行動されていることが感じ取れました。特にコロナの話はいろいろな人に大きく影響を与えていると思いますし、自分自身も精神的に参ってしまうことが多かったので、自分の価値観を考え直すことの大切さ(結果的に自分のキャリアを考えることに繋がる)を感じ、放送後も考え直しています…。

まだまだ書ききれていないことがたくさんありますが、放送後記はこの辺りにしようと思います。メンバーで振り返り的なラジオを別で撮って出すのもいいな…と思ったりしています。

今回の放送では、鯖サンドのイベントがどのような形で進められ、どんなことをゲストの方にお聞きしているのかを感じていただける2時間になったと思います。改めてゲストでお越しくださった大橋さんには感謝しています。ありがとうございました!

さて始まってから3ヶ月以上が経過したラジオ放送ですが、これまでの放送回も含めて、ようやく音源の準備ができてきました。2時間スペシャルの音源も早く聞いていただけるように準備していますので、もうしばらくお待ちください。改めてHPなどでご連絡します!

それでは。