気づきから広がる世界|第19回放送後記〜山藤編〜

こんにちは!さんちゃんです。最近出ずっぱりだったので久しぶりの放送後記です。笑

さて前回13日の放送は、りぶ&もっちーのコンビの登場でした。
「今まで気にしてなかったところに目を向けるようになった」というお話でしたね。
コロナ禍における生活の変化は間違いなく多くの人に新たな気づきのきっかけを与えたんだろうなと思います。

そんな中で、敢えて取り上げてみたい話。オリンピック・パラリンピック組織委員会 森前会長の発言について
とはいえ、重たい話も政治批判もするつもりはありません。この件はまさに私たちにとって「気づきのきっかけ」となる出来事だったな、というお話。

極端な話、森さんの進退も後任を誰にするかも私はそんなに重要視していません。

私が大事だと思うのは〈このような発言が生まれるマインドセットや文化背景のある世の中に生きていることを自覚する〉ことです(長くてごめんなさい)。森さんやIOCが変わるかどうかの前に、自分たちにベクトルを向けて考える機会にしなくちゃいけないと思うんです。

だって過ぎてしまったことは仕方ない、失言も取り返せない。結果として多くの人を失望させてしまったのかもしれない。
それでもたくさんの人にジェンダーについて考えるきっかけを、変わっていくきっかけをくれたのではないかと感じています。

なぜ女性に機会が少ないのか、進出を妨げているものは何なのか。
なぜ女性の活躍が推進されているのか、その先に目指している社会は何なのか。

近くにあり過ぎると見えなくなることってたくさんあるし、改めてみんなで考えるタイミングって作れないから、
「何やってるんだ」で終わらずに、「じゃあどんな社会が理想なんだろう?」って目を向けていけたらいいなって思いました。

放送とはほとんど関係ないですが、専門分野なもので書きたくなってしまって、、ご容赦ください。笑

キャリアにせよ生き方にせよ、人それぞれ多様な選択肢をもって胸張って歩いていける社会になるように。
中身に何を挟むかは自分次第」ですよ!

こんなのもあります、ご紹介まで。
7年前のスピーチですが、今見ても響くものがあるはず。